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発泡ウレタンを浮き輪の中に浮沈構造で充填する実験。

沈んだものを浮かす技術。沈没船を引き揚げるニュースを見て、発泡ウレタン「エアータイトフォーム」で浮力の実験をしてみた。そして、少し考えを捻じ曲げ、今回は、浮き輪に穴が開いても大丈夫なフロートに変身させる技術の基礎としてイメージしながら実験開始。ゴムボートとか修理しても水が入ってくる、ならば、水が入ってくるスペースを発泡体で埋め尽くしてしまおうという発想です。当然に、ノウハウいっぱいだから素人ではうまくいかないかも。DIYは、チャレンジ精神が肝心か。


ビニール製の浮輪ビーチボール(寸法50センチ)、ピンクエアータイトフォームLサイズ、水霧吹き、ハサミを用意。ビーチボールの中に発泡ウレタンを充填して硬化させる。

ビーチボールの周囲に1センチ程度の切れ込みを入れていく。まずは中心部分。

ビーチボールの下の方にも同じようにも1センチ程度の切れ込みを入れる。

ビーチボールの上の方にも同じようにも1センチ程度の切れ込みを入れる。高さに対して3か所、周囲に対して3か所、合計9か所に穴を空けた。

中心の穴から水霧吹きを10回程度行う。内面に上手く水滴が付くように水霧吹きを多めに行って、ビーチボールを数回揉むと上手く水滴が行き渡る。

エアータイトフォームを充填開始。下になる底の穴からまずは5秒ほどで吐出を止めておく。

次に、下部の隣の穴から5秒ほどエアータイトフォームを充填。

中心部の穴から、再度、水霧吹きを10回ほど行う。吐出した泡の上に程良く。

そして、再度10秒を目安に充填。

そして、再度、水霧吹きを10回ほど行う。他の穴からも水霧吹きを行って、なるべく全面に水分が行き渡るようにする。

現段階、見た感じ、5分の2程度エアータイトフォームを充填した。

少し、ビーチボールの形を丸くなるように整えておく。

充填が少なそうな箇所に再度、少しだけ充填。決して、入れすぎないこと。

充填完了。ちょっとずつ膨らんできている。休憩。

約20分経過。予想以上に発泡が進んでいる。丸くなってきた。各注入穴から泡は漏れていない。堅くなりつつある。成功か?

上の方は少し発泡が届いていない。どうなるのか暫く待つことにする。

底の部分は形が悪い。潰れた状態で充填を開始したためだろう。あせらず待つことにする。

発泡が届いていなかったところも発泡が進んでいる。そして少し泡が溢れてきた。

さっきより膨らんできた。パンパン。

溢れたところ。発泡の逃げは終わったらしい。

底の部分も少し丸くなってきたが、やや形は歪。

発泡することで切れ込み部分が裂けるか心配だったが、意外にも大丈夫だった。

上から見た感じ。

翌日。発泡硬化直後はパンパンだが次第に形が落ち着いてくるので見た感じでは全体的にほんの少しだけ縮んで堅くなる。

では、カッターナイフでビーチボールに切れ込みを入れる。

ビニールを剥がしていく。強固にべったりはくっ付いていないので意外と剥きやすい。

半分剥きだす。

全部剥きだした。形は少し歪だが丸い感じで固まっていた。


テクニカルセンター担当者コメント

今回の発泡ウレタン「エアータイトフォーム」を活用する実験では、直径が50センチほど球体内部でエアータイトフォームを充填硬化させることができるのかといった検証実験である。フォームを入れる量、水霧吹きをするタイミングや量が重要なポイントだった。厚めのゴムではなく、薄いビニルなど材質強度が弱いものの場合、その中で綺麗な球体に仕上げるなら、一旦、ビーチボールを空気で膨らませて大体を丸くして、その状態でガムテープをぐるっと縦一周、横一周、斜め一周に貼り付けておくと、フォームを充填して発泡する時、そのテープが形状記憶的に補強となり、その球体に近い感じで仕上がる。尚、当然だが、空気がパンパンの中では抵抗が強く、フォームは発泡硬化しにくい。一旦、空気を入れてあと、3分の1ほど空気を抜いて萎め、そして注入穴と出ガス穴を空けて、といったやり方が参考になる。アイディアの入口となる技術である。


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